ママに金メダル! リオオリンピック フェンシング 佐藤希望選手
リオオリンピックの日本選手メダル獲得総数41個!!
来月にはメダリスとのパレードがあったりとオリンピックの熱気がまだまだ続く日本。
選手やサポーターたちはこの大舞台に立つため、計り知れない努力をしてきたでことでしょう。
331名の日本代表選手。その中の一人 フェンシング エペ 日本代表佐藤希望選手。彼女はロンドンオリンピックに出場するも2回戦敗退。その後結婚を機会に引退も考えたそうなのですが、家族の応援もあり、出産後1年間育児に専念した後、再びオリンピックを目指しました。
そして今回日本人初となる8位入賞。佐藤選手の強さの秘訣は?
佐藤選手にインタビューしました。
佐藤希望(さとうのぞみ)
福井県越前市出身
武生商業高校→日本体育大学
現在 大垣共立銀行に所属。
2007年 大学3年の時、全日本選手権初優勝。
2012年 ロンドン五輪出場。
結婚休養を経て2014年、2015年、全日本選手権で2連覇。
二度目のオリンピックに心身ともに充実
え:選手村ではどんな生活を?
の:ベッドルームはたっくんの代わりにミッキーを連れて行きました。観光もして楽しめましたよ。
え:ロンドンオリオンピックに続き2度目のオリンピック出場。試合のステージに立つ時、どんな気持ちで挑みました?
の:やっぱり2回目ということもあって落ち着いて試合中に戦術を考えることができました。
あと子供にメダルかけてあげたい気持ちで臨みました。
1回戦 アレハンドラ・テラン(メキシコ)を下し、五輪初白星。
2回戦 世界ランキング3位の強敵タチアナ・ログノワ(ロシア)を延長で破った。
3回戦 ロンドン五輪金メダリストのヤナ・シェミャキナ(ウクライナ)に11-8で勝利。
準々決勝に進出し8位入賞。
え:フェンシング女子エペ日本人初のベスト8!!おめでとうございます。
の:ありがとう!!胸を張って日本へ帰りたいです。息子からは金メダルもらいました。
(そのメダルがこちら。金メダル🌟可愛っ💖↓)
ロンドンオリンピック後、結婚、出産。約2年間の休養を経てリオオリンピックに出場した佐藤選手。この舞台に立つまで簡単なものではなかったそうです。
心の支えは家族
の:休養後、練習を再開したときには、体力の衰えにびっくりした。今まで履いていたズボンがぶかぶかになる程筋量が落ちていました。自転車やウェイトトレーニングで体力を取り戻しました。
え:子育てしながら練習する時間はどうやって作ったの?
の:東京都にあるナショナルトレーニングセンター(NTC)での練習だったので、NTC内に設置されている託児室に預けていました。
毎朝6時半に起きて匠くんのお弁当を作り、8時に家を出ます。たっくんを託児室に預け、練習場に向かう。お昼の約1時間の休憩は、一緒に昼寝。再び戻って午後5時まで練習に打ち込んだ。実家は福井県。夫は富山県なので本当に助かりました。時間が限られているので集中して練習に取り組むことができました。
また子育てが競技にいい影響をもたらしてくれた。私生活で朝の子どもの服装選びから夕飯の献立まで1日の流れや段取りを考えるようになり、試合中でも自然に次の一手を考えることができるようになった。私生活も競技もつながっているんだな〜と感じます。
え:オリンピック出場にあたって支えになったものは?
の:やっぱり家族ですね!
たっくんもだし、夫も一緒に生活できない期間も我慢してくれたりしました。私の父と母はたっくんを預かってくれたりみんなが協力して支えてくれました。
その様子はこの写真からも伝わりますね。
佐藤選手の地元 福井県で応援する旦那様と息子さん(朝日新聞より)↑
え:今後の予定は?
の:今後は少しゆっくりしてまた練習再開しようと思ってるよ!今は早く夫とたっくんに早く会いたい!
と帰国後は旦那さんや息子とディズニーランドやプールへ行き、家族の時間を満喫しているそうです。
結婚して、育児で一切競技をしなかったからこそ、再開した時から集中して練習に打ち込めたと語る佐藤選手。
の:守るべきものができてメンタルも強くなった!
スポーツの第一線で輝き続けるトップアスリート!4年後の東京オリンピックでも是非たっくんにかっこいいママを見せてください!!
と、大学同期 佐藤希望 のんちゃんにインタビューしました🌟🌟
話を聞いて感じたことは、競技に対しても家族に対しても気持ちに余裕があって、心が充実しているな〜と感じました。その姿は以前にも増して✨キラキラ✨していました。アスリートだけじゃなく全ての人に言えること。
心の充実😍大事ですね。
明日からはパラリンピックが始まります!
みんなで応援しましょ〜!!
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